この記事でわかること
- MTF(マルチタイムフレーム)の基本
- 下位足だけで判断する危険
- 上位足と下位足を合わせて見る理由
- 実戦で確認する順番
MTFとは、複数の時間足(1本のローソク足が表す時間単位)を同時に見て、相場の大きな流れと細かい動きをセットで判断する考え方です。初心者が負けやすい理由の一つは、下位足だけを見て、上位足の流れに逆らってしまうことです。
1. 木を見て森を見ずを避ける
1分足や5分足だけを見ると、目の前の小さな動きに反応しやすくなります。しかし、1時間足や日足でまったく逆の流れが出ているなら、そのエントリー(※新しく買いまたは売りの取引を始めること。)は大きな流れに逆らっている可能性があります。
2. レストランのアンケートで考える
動画では、時間足をレストランのアンケートに例えています。1分足は1人、5分足は5人、1時間足は60人の意見のようなものです。少数の意見だけで店全体のメニューを決めると、判断を誤ります。
| 見る足 | 役割 | 注意点 |
|---|---|---|
| 下位足 | 細かい entry タイミングを見る | 単独ではノイズに振り回されやすい |
| 上位足 | 大きな方向と節目を見る | タイミングは粗くなる |
| MTF | 方向とタイミングを分けて見る | 最初は見る順番を固定する |
3. 実戦で見る順番
- 日足・4時間足で大きな方向を見る
- 1時間足で直近の流れと節目を見る
- 15分足・5分足でエントリーの反応を見る
- 上位足と逆方向なら無理に入らない
- 下位足の形だけで判断しない
下位足だけで決めない
下位足だけを見ると、目の前の反発やブレイクが大きなチャンスに見えます。しかし上位足が逆方向なら、それはただの戻りや一時的なノイズかもしれません。
4. この動画の結論
MTFは難しい分析ではなく、全体の意見を聞くための考え方です。下位足でタイミングを取り、上位足で方向を確認する。この順番を守るだけでも、無理な逆張りはかなり減らせます。